リセットが重要なのだと思う。今日この頃。
札幌市で美容師をしている尾田川です。
最近は酸性ストレートパーマと酸性デジタルパーマのことばかり考えています。
ありがたいことに講習会に参加させていただいたことで、
髪への見方が変わりました。
薬剤を使った施術で、“なんか今日は上手くかからなかったなー。”って思うことがたまにあって。
自分の中では薬剤の置く時間とか、ロットへのテンションのかけ具合とかが悪かったのかな?
って納得していました。
お客様の髪の毛には何も問題ない。
全ては自分の技術が足りなかったのだと。
僕はお客様の髪の毛に残留している不純物なんて関係ないと思っていたし、考えたこともなかった。
ですが、講習会をきっかけに考え方が少し変わりました。
不純物とは、シリコン、銅イオン、乳化剤、油脂、樹脂。
これらは普段の生活で勝手については蓄積されていくもののようで、
特別な薬品をつけないと除去できないようです。
お客様によっては、
傷んでしまっているからといってよくわからないトリートメントを塗ったり、
よくわからないワックスなどのスタイリング剤を落とし切れておらずに髪の毛に残留している可能性もあります。
確かに、自分が担当しているお客様にも髪の毛がべたついている方が何人かいらっしゃいます。
しっかりシャンプーしていても取れないんだと思い、
〝そんなもんだ〟
って思っていましたが、
薬剤で簡単に取れちゃいました。
お客様は自分の髪の毛がべたついていることに気がついていなかったのですが、
除去した髪の毛を触って初めて自分の髪の毛はべたついていたことを知ったそうです。
あまり商品を進めるタイプの私ですが、
お客様の髪の毛をより綺麗にするためには、
お客様ご自身の髪の毛への理解を深めさせてあげねば!
こう考えるようになりました。
リセットの技術は簡単です。
ですが、お客様への説明が大変で、
リトマス試験紙を使ったりして見せて、説明してをやったりしています
美容師は技術職だし体育会系、
でも、化学を使うので理系でもあります。
今まではあまり目を向けてこなかった部分ですが、
見るようになりました。
そして、これが楽しい!
今後、髪の毛を科学的にアプローチできるように勉強したいと思います。
今はエプロンで店舗に立っていますが、
白衣で店舗に立てるくらい知識をつけます。
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