独り言。。。
札幌市北区地下鉄麻生駅の美容室、 フレンズ麻生店の尾田川です。
〝若手を動かせ〟
東京の方で有名な美容室のオーナーの著書のタイトル。
一応、僕は店舗の店長を任されており、後輩が何人もいます。
勿論、僕より全員歳下。
最近僕は、若手の育て方を間違えているのでは無いかと自問自答しています。
なぜなら、僕は出来る限り全部の仕事を自分でやりたいタイプの美容師だから。
全てのお客様を一人でやろうとすると、予約を制限しなければいけなくなってしまう…
そんなときには後輩の力を借ります。
僕がこんな仕事のスタンスだからか、麻生店のスタッフは手が空いていたら全て自分たちでお客様に携わる。
アシスタントにシャンプーをさせて裏でタバコを吸っている…
なんて事は絶対にありません。
僕は最近、
〝アシスタントをお客様として接している自分がいないか?〟
って、思うようになりました。
アシスタントの顔色を伺いながら物凄く言葉を選んでアドバイスをしている自分に気がついたんです。
ブローをしてくれたが、すっごい時間がかかって毛先がバサバサでも、
〝ちょっと乾かし過ぎちゃってたね!もう少し根元を中心にブラシを入れてから、毛先は後でまとめてブラシ入れると良いよ!〟
ってな具合に。
心の中では、
〝お客様は練習台じゃないんだぞ!お前の下手くそなブローの実験台に20分も30分も時間かけていい訳ないだろ!見ろよ!お客さん疲れて汗だくで目を閉じてただろ!!鏡も見ないでお客様がどんな状態か知りもしないで長々とブローしやがって!!〟
です。
まあ、言い方は大切ですから言葉を選ぶのは当たり前として、
厳しくして辞められたら困ってしまうので、今まではなるべくソフトに伝える様にしていました。
だけど、それは間違っていたんではないのか?
アシスタントのご機嫌ばっかりとって(アシスタントからみたら全然ご機嫌とられていると感じて無いかも)肝心なお客様へのサービスをないがしろにしていたのでは無いか?
アシスタントは目の前の仕事を一生懸命やっているのは間違いないです!
アシスタントに出来る事はしっかりやらせてあげる。
僕はまだ出来ないと判断してるけど、その子が出来ない仕事をやったことに対しては、出来るように練習をさせて実践投入出来るレベルまで上げてあげる。
それらをしないで、その子(達)の自主性を尊重していたら、
成長スピードが遅くなってしまった…
僕の失敗は。
〝まあ、これくらいならほっといても良いか。〟って思って、その都度仕事への評価をしなかった事。
〝どうしたら上手になりますか?〟
って言われるのを待っていた…
若手を動かす前の次元だった事に僕は気がついた。
ただの独り言…
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