リアン式ストレートパーマ。
札幌で美容師をしている尾田川です。
麻生店と札幌の店舗で働くようになって早くも1年が型ち。
本当にあっという間でした。
型のできている美容室の改革は難しく、中に溶け込むことで少しづつ変化させていく方法を選択したので、すぐに結果は出ませんでした。
自分の見込みでは12ヶ月で成果を出して、ここでの勤務を終わらせて次にいきたいと考えています。
最近、ひょんな偶然からリアン式ストレートという美容業界でフツフツと盛り上がっている新発想のストレートパーマの講習を受けることが出来ました。
何が新発想なのか?
ストレートパーマは強いアルカリで髪の毛を開かせて、強い還元剤でsーs結合を切り。
高温のアイロンの熱で髪の毛のタンパク質を変化させていくというものでした。
リアン式では低アルカリで還元させていく。
そしてツインブラシを使って髪の毛1本1本に熱を当てる。
低いアルカリの薬剤を使うことで髪の毛に余力を残させるのが重要だということらしい。
高いアルカリの薬剤を使うことで髪の毛が反応しすぎてビビり毛になったことはどんな美容師でも経験があるでしょう。
もちろん僕も経験があります。
頭の中に、傷んでるけど強い薬剤を使わないと伸びないって思っていたから。
リアン式の考えは分かり易く、薬剤のスペックは細かく分析してありました。
アルカリの濃度(強さ)還元力。
この2つが重要。
アルカリが強い薬剤を使えば髪の毛は硬くなり、弱い薬でも伸ばすことができれば髪の毛は柔らかくなる。
髪の毛の太さ、ダメージを見極め。
薬剤を選ぶ。
できる限り、ギリギリ伸びるパワーで考える。
その為には部分部分で薬剤も塗り分ける。
バング、サイド、バックで使う薬剤が違ったり。
奥深すぎて楽しくってしょうがない。
かなり経験がモノをいう技術ですが、綺麗に伸びたときの手触り感の良さは異次元です!
ストレートした髪の毛の根本がふんわりしてます。
私が習ったのはほんの触りだけだったのですが、今まで自分がやっていたこととの違いがありすぎました。
次は酸性の還元剤ってのも使ってみたいと思いますが、
そんなトラブルしちゃっている髪の毛のお客様がこないから使えないんですけどねー。
0コメント