繁忙期だけど、今日は暇です。
札幌市北区地下鉄麻生駅の美容室。
friend's麻生店の尾田川です。
コロナの影響はやっぱりあるな〜って思いながら暇暇していますので日記を書いております。
髪の毛をカットしつつお客様と談笑していたら、ふと思いました。
教育についてです。
教育の意味ってのは深い…
教えて育てる?
育って教える?
教える事で自身も育つ?
教わることで育つ?
ネットで調べたら、
『教えて知能をつけること。人の心身両面にわたって、またある技能について、その才能を伸ばすために教えること』
って書いてあった。
ハテナ?だけど、きっと教える側が使うことってことなのかな??
美容師の立場として教育ってのは、
教えるって事は大切だと思うんだけど、
やっぱり働いている姿を見せるって事が教育って事なのかな〜?
って思う。
昔、先輩のカットとかの仕事を見て自分なりに真似をしていた時期があった。
当時は本質は分からなかったけど、カットの姿勢とか話し方とか仕事の運び方とかはとにかく真似をしていた。
勿論、僕は先輩みたいにお客様達にバンバン指名される美容師にはなれなかったけどね。(当時)
幸いにもその先輩からは目をかけてもらえていて、指名のつけるコツとかをプリントとかにまとめてくれたりして教えてもらったりもした。
けど、当時の僕は技術を身に付ければ指名はつくハズだからそんなの聞いても意味が無いと思って頭に入らなかった。
そして内容も忘れてしまった…
やはり僕は売れないかった。
技術があれば接客なんて適当で良いと思っていたから、僕の技術が分かってくれないなら他の人に切ってもらえばいいのにってすら思っていた。(フリー客にですよ!!)
ハッキリ言って思考が終わっている人間です。(でした?)
先輩のことは好きだったけど、教育が響かなかったんですね。
その後、何年かそのままのイカれたモンスター美容師として順調に指名が伸びないまま過ごしました。
僕は勤務する店が変わり。
とある人の下で働くことになった。
その人の事は今でも大嫌いだ。2度と一緒に働きたくないとすら思う人。
けど、
その人がしきりに言っていたことは今でも僕の中にあって、
本当にそれが大切なんだと思っている。
『自分を育てくれたのは後輩だ』
後輩にカッコ悪いって思わない様にしろ!
自分が言った事をやれないヤツを、後輩はどう思うか?
まあまあ、沢山の言葉をいただきましたよね。
その人には。
お客様に高圧的に接している先輩スタイリストから引き継ぐアシスタントは可哀想だよね。。
その辺りから、自分的にスッと何かが変わった感じがしてね。
少しずつお客様からご指名がいただける様になったんですよね。
現状、僕の中の教育ってのはお客様との接し方を感じて学んでもらうっていうスタイル。
技術に関しては、とにかく丁寧に説明をする。
どんな事でも。
だから、僕はお客様としゃべる続ける。
他のスタッフに聞こえる声で。
カラーの調合の内容、パーマの薬液の仕組み、デザインの話し。
お客様とのワイワイした空気の中でサラッと説明する。
これが、またみんな結構聞いているんですよね😀
カウンセリングの時に僕は
”今日はどれくらい切りますか?”
とか絶対に聞かないんですよね。
“今の気分はどんな感じですか?“
って聞くんですが、
他のスタッフでもそう聞いたりしている…
こう聞いたほうが話が弾みやすいんですよね。
基本的に麻生店のスタッフ達には、アレやれコレやれ言っても絶対にやらないし、やってもすぐにやらなくなるから。
洗脳の様に、僕がお客様との会話に気になるフレーズを盛り込みまくっているとすり込んでいけると思って信じています。
今日も元気におしゃべりするぞー!!!
今日は後2人しかいらっしゃらないけどね♫
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