親の教え。
札幌市北区、地下鉄麻生駅の美容室
フレンズ麻生店の尾田川です。
店長になって、そろそろ三年目を迎えるところで色々と思うところがあります。
「店長は下の子にとって親の様な存在だ」
とか、
言われる時がありますが、
僕は、
親に(母)
「人に迷惑をかけんじゃないよ!」
と、教えられ育ちました。
グレてはいなかったですか、16歳でタバコを吸い始め…
高校生のときから、バイトの先輩と酒は飲んだり、夜中まで遊んでいました…
※警察の厄介になったことは今までありません
仕事のスタンスとしては、
親に教わった通りで、
“人に迷惑をかけなければ良いよ!”
って姿勢です。
人に迷惑って、
ざっくりしていて、不明確な部分が沢山あるのですが、
僕の解釈は、
自分がされたら嫌なことを人にしちゃダメだ!
です!
人の立場になって考えるという事なのかな?
例に挙げるとすると、
- 警察に補導されて人に迎えに来てもらう。
- 借金してしまい人の力を借りる
- 誰かを怪我させて自分では解決出来ないから誰かの力を借りる
とかかな〜。
正直に言うと、18歳のとき免許を取りたてで保険の入っていない他人の車に乗って事故を起こしてしまい親にお金を借りた事があります(;_;)
自分勝手に美容室を辞めて、当時の会社と先輩に迷惑をかけた事があります…
禁止されている社内恋愛をして、異動した事があります(僕にとっては人生の転機で、この出来事が無ければ、マジでクソ野郎だったと思っています)
お客様に暴言吐いて、当時の店長に謝ってもらった事があります。
人に迷惑を沢山かけてしまっているのが僕の人生なわけです。
「店長は下の子にとって親の様な存在だ」
と言う人の言うことは僕には理解出来なくて、
僕は店長ですが、
ウチのスタッフの親ではありません。
親の様な存在になるつもりもありません。
我が子の様に育てる義務は無いと思っています…
勿論、義理も無いです…
誤解をまねいてますが、
スタッフの成長は心の底から嬉しいです!
スタッフが成長する道しるべは用意しますし、本人が必要としているなら手助けは勿論しています。
ですが、
社会に出て、美容師になる事は自らが決めたことですから
あれやれ!
これやれ!
は、あまり言いません!
が、
サロンワークでの技術的に、
カラーは、まだ出来ません。
パーマは、まだ出来ません。
ストレートパーマは、まだ出来ません。
ブローは、まだ出来ません。
得意な技術は、まだありません。
とか、
本人の努力次第で改善でき、
その努力をしないと言うことで、会社にとって迷惑をかけているという事はわかって欲しい!
たしかに、
練習をしないという事は他人に迷惑をかけてはいない。
上達しない下手くそは、
お客様、先輩スタッフと店に迷惑をかけている事を自覚して欲しい!
僕自身も至らない部分が多く、ボスには怒られてばっかり、、、。
美容の技術的な部分では、ボスに負けていると全く思っていないが、
人を伸ばすという部分では、圧倒的な差をつけられて完敗です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
技術は練習すれば、身になる。
はっきり言って、お客様に満足してもらえる技術力をつけるのは難しく無い。
何より難しいのは、
人の思ってる事を汲み取る事だ!
僕の親の教えの、
「人に迷惑をかけんじゃないよ!」
は、
親には、迷惑をかけてもいいが、
“人の道から外れ、恥ずかしい事で人に迷惑をかけちゃダメだよ!”
って
事なんだと最近は思う。
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