面倒くせえことはやっておくもんだよねぇ!

札幌で美容師をしている尾田川です。

技術向上のためのカリキュラムってのを作っているわけですが、新人社員に月に1日か2日、まるまる勉強する日を作れれば1年間もなくってもカットモデルに入らせてあげれるくらいのレベルに引き上げてあげれるよなー。って思いつつ。

結局は早くデビューさせても成熟したお客様の髪の毛を技術は最低ラインで人生経験の未熟なスタイリストが担当してもお客様からの指名なんてのは貰えないわなぁ。

アシスタント3年デビューして5年ってくらいのスタッフでも伸び悩んでんのにね。

技術力は教えれば結構出来ちゃう。

結局は心の教育が大切なんだよね。


人の話を聞く。

目を見て話ができる。

相手の事を考えられる。

どうやったら相手が喜ぶか考えられる。

相手を不快にさせない。

全ての責任は自分にあるって思える。


カウンセリング時にお客様が持ってきた写真にたいして、無理ですねー。って答える。

お客様が持ってきてくれた写真を見て、この写真のどんなところが好きなのか聞き出す。そして出来ないなら今回の代替え案を出す。


もうこの言葉の選び方だけでも全然違ってしまうと思う。

この言葉を言ったら相手はどう思うのかを考えられないようでは相手は自分に心なんて開くわけがない!

そんな人はどMです!ほとんどいない。

カット中に無言はダメとは言わないが、集中しているフリとか仕草ってあるじゃない!?

鏡の中で目があったのなら、今こんな風にカットしててこの後こうすると雰囲気出ますよー。

とかくらいは言えば?

無言のくせにいきなり『今日はこの後お出かけですかー?』とかは無いでしょう!!

必要もないし、今それ聞く必要ある??

こんな些細なことだけど、小出しに連発されたら不快になるって。。。


そして極め付けは。

『あのお客さん変わってたんですよねー』って後で聞いてもいないのにスタッフに話すやつ。

せめてお客様って言えやーーー!!

しかも変わってるなんてお前に言われたくないって相手は思ってるぞーーー!!


お客様のオーダーを汲み取ってお客様の想像以上の仕上がりを提供できれば最高でしょ!!


自分が相手の言ってる事を理解出来なかったことで、変わってるってレッテルを貼られて相手は可哀想だよ。

プロなんだからお客様が満足しなかったのは自分の経験不足と勉強不足って思えないと魅力のあるスタイリストにはなれないねー。(地方の郊外では)

そりゃ、たまにはS級に理解出来ないお客様はいらっしゃいますわ。

けど、稀で。殆どの方は普通ですよ。


若い自分は技術力があれば売れるって思ってたけど、


結局は人同士。


相手の事を心の底から大満足させてあげれれば、絶対に自分のファンになってくれる。
そのファン達を喜ばせるためにもっと腕と自分を磨いていこうぜ!!!


んで、これを身につけるってのはね。


講習とロープレとオリエンテーション。なのよね。


昔、本社でCS講習ってのが毎月あって。いくのが本当に面倒くさくって、面倒くさくって。

先生は怖いしムカつくし。(お金もらって人に教えにきてるんだから当たり前か。。。)


僕たちは講習会に出てたから身になったけど、3年目くらいのスタッフは全然聞いたこともないもんね。

そりゃ分かんないね。

技術の勉強ばかりは熱心だけど、本当に必要なのは教えるのが面倒なこういう事!

出来ないスタッフ達ほど面倒くさがる系ね。







Ryo Odagawa OFFICIAL WEBSITE

神奈川県横浜市出身の42歳。関東中心で展開する大手サロンを経て、縁があって札幌に移住。美容師をしていて僕が日々思うことを好き勝手に書いている日記を兼ねたブログです。

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横浜市青葉区出身で28歳で札幌に移住して美容師をしています。日々思ったことを好き勝手書いているブログです。