人を育てる気がないのって行動に出るよねー。
札幌で美容師をしている尾田川です。
最近は色々と忙しくって久しぶりの日記。
忙しくしているのは社内の技術マニュアルの見直しと制作を始めたから。
現状のマニュアルは疎遠になっている本部からいただいたものになっているのですが、
教えてもらってから時間が経ちすぎてしまい、
当時使っていたウィックは大幅に変わってしまったので、マニュアル通りが通用しなくなりつつありました。
僕たちも細かい部分を忘れてしまっているのが現状。
さてさてどうしたもんか…
それなら自分たちで作ってしまおうって思い、上司と有志を募って始めたのが1月末。
いざ、やり始めると思っているより時間がかかってしまい。
そうこうしているうちに3月の繁忙期になってしまいました。
今年は卒業式が行われているところが多いので、連日のようにそれに時間が割かれてしまっています。
僕の所属している店舗では若手に色々とやらせていくので、今年は新入社員の子が何人かセットをすることになっています。
カットも出来ないのにセットができるのか?
人を育てる気がない人はそう思うでしょう。
本人がやりたいって言ってるんだからやらせてあげたいじゃないですか。
それに向かってセットを教えてあげるし、教える先輩も一緒になって練習するし、
いい事しかないと思っています。
失敗しないように教えてあげれたら先輩も成長する。
後輩の練習に付き合うのが面倒で、早く帰りたいって思うのは別にいいですよ。
後輩に練習を頼まれなかったから、やる気のないのは後輩ですよ。
っていうのは、
人を育てる気がない、嫌々仕事だからやってる人の発言なのかなって僕は思います。
後輩がスタイリストになったら
自分がフリー予約に入れなくなるとかヘルプがいなくなるからとか、
自分の担当してるお客様に迷惑がかかるとか、
もう全部
自分のこと、自分のこと、自分のこと。
会社は自分にどれだけのことをしてくれたのかよく思い出して欲しい。
後輩は都合のいいお手伝いさんじゃないですよ。
後輩を生かすも殺すも先輩次第でしょう。
勿論、入った時からやる気のない子もいますよ。
1年目から練習もしないですぐに帰っちゃう子。
実際に僕もそうでしたけど。。。
僕は、先輩から自分を成長させるのは後輩の存在だ。
って言われたことで、スイッチが入ったタイプ。
それを悟らせてくれたのは間違いなく先輩でした。
後輩にカッコ悪いところを見せたくないし、後輩にとっていい環境を作ってあげたいって思えるようになりました。
札幌に来てからは、また1からのスタートでしたが、
先輩たちには色々としてもらったので、
店長になってからはフリーのお客様というのは手が空いていても他のスタッフが空いていたらお願いしちゃっています。
僕は十分にチャンスをもらったので、
次は後輩たちの番です。
今は直接指導はしないで全体を見ています。
うちの会社から育ったスタッフがどんどん素敵な美容師になれますように。
売上=お給料の世界ではありますが、
後輩が売上れるようになるなら、
自分の売上は下がっても問題ないくらいのお客様から支持されておけば心に余裕ができたんじゃないかなー。
子供は宝というのと同じで、
スタッフは宝です。(時々例外もあるけど)
会社と自分の成長のために後輩を育ててみるのは本当に重要。
書いてる自分も戒めだと思って、心を入れ替えて行動します。
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