会社員っぽくないってよく言われます。

札幌で美容師をしている尾田川です。

最近は鬼滅の刃の映画の話題で持ちきりです…

単行本は20巻(上弦の壱との戦いのところくらいでした)は見ましたが、なんか自分的にビビビって来なかったので、映画はスルーしている次第です。

過去にタイタニックが映画館で放映されたときに同じような出来事があった様な気がしています。

結果的には、最終公演が近いくらいに観るのが3回目の男友達と見に行きました。

さて、

最近は骨折とか色々とあって、自分の将来について考えさせられる事が沢山ありました。

そんな中である人から、

“中年になった自分が店に立っているのを想像できるのかい?”

って言われまして…

僕は、想像は出来ないけど昔からのお客様と一緒に歳とっていきたいんです。

って答えました。

そしたら、その方は

“それは街にあるブティックと同じで、間違いなく潰れていくものですね。”

と、ご指摘頂きました。

心の中では。

『お前に何が分かるんだよ!!バッキャローーーーー!!』

って思いました。

けど、

その方は会社員ってのが前提でのお話をしてくれていました。

会社としてなら、僕が中年になっていてパッとしない社員であれば解雇して若い従業員を雇うという新陳代謝は必須だと思います。

けど、自分で店をやっている個人商店であれば、クビを切られる事はなく自分の努力次第で引退は自分で決める事が出来ます。

会社にいるって事は今は必要であっても、

必要で無くなればリストラされてしまう可能性が有ると言うことの様です。

仮に役員になったとしたら、会社が傾いたら責任を取らないといけない立場になってしまう。


この話しは理解出来ます。

19歳から始めた美容師。

今年で20年です。

僕は会社員として生きていくと数年前に決めたのですが、

10年後の事を考えろって言われたら。

会社の将来よりも、自分の事を考えてしまっていました。

ここからは自分の心の声で書いておこうと思います。


俺は、店長は後輩にお客様は譲り渡してく存在だって先輩から教わった。

そして、先輩からはそうして貰った。

お陰で、沢山のお客様から支持される美容師になれたと自分では思う。

けど、それは今の美容室にいる今という限られた時間の間だけだ。

店に来た初めましてのお客様を担当する事は殆ど無く、顧客と言われるお客様は、

引っ越したりなどで、年に数名ずつ減っていく。

5年前に比べたら25%は減った。

それはお前の日々の努力を怠ったからだ…

って言われたらその通り。

管理職をしながら、後輩の為にフリー客を集める努力をし、集めた新規のお客様は後輩に譲る。

それは先輩達が僕にしてくれていた事を今度が僕が後輩にしてあげるという。

恩送り。

だけど、

僕の先輩達はみんな独立してしまった。

僕は、今まで。

売上の〇〇%っていうお給料を頂いていきてきました。


管理職になって、売上は少しずつ減っています。

なのにお給料は安定しています。

今までは個人の能力でお給料が変わっていたので、お給料が低いのは自分の能力が低いからだ。

と思えてました。

ここからは、自分の技術力を後輩に伝えていかないと自分のお給料が確保出来ないかもしれない。。

と、言う考えに至ってしまいました。

会社員でいるということは、必要で無くなってしまえば、いきなり仕事が無くなってしまうという事がついて回る…

リストラされた人の殆どは、

『俺は大丈夫だろう』

って思っていたことは間違いないでしょう。


心の中にある自分は、自分勝手で自分のルールがある面倒臭やつ。

普段関わるお客様達にはチョイチョイ、

“独立しないんですか?”

って言われます。

しても良いですけど、

今のところ、メリットがないから選択していません。


今のプレイングマネージャーとして結果を出す事が出来たら、独立は絶対にしないでしょう。

この結果というのは。

自分の売上は月間100万円はキープ。

ネオンズ札幌駅店に自主的に店長が誕生する。

麻生店にも僕は店長を退き、店長を引き継ぐスタッフが出来る。

ここが自分の最近の目標です。

けど、


この目標は、1、2年の間で出来ないと、状況は悪化していくと予想しています。


自分的には、危機感を持っているつもりですが。

伝え方とか温度感が悪いのか。

愚痴っぽく聴こえるのかな?



だから、会社を良くしていこうって思われていない様で、

色んな人から。

会社員っぽくは無いですよねー。

独立とか考えていないんですか?ってしょっちゅう聞かれます。


僕は、お客様の髪の毛を切りながらお客様の人生の一部になりたいって本気で思っています。

ハッキリ言って、それ以外に興味は無いです。



最近、美容室では余計な話はしてほしく無い。

美容師は黙って、言われた髪の目を切ってくれればいいって言われます。

(Yahooのとあるコラムのコメントは大荒れでした)

ハッキリ言って、このネガティヴな意見を言う方達はいらっしゃらなくって良いと思っているいるいます。

お客様が僕達を選んで頂いている。

っている気持ちは勿論ありますが。

あんなコメントを書く様な方達には、こちらからお断りしたいとすら思ってしまいます。

僕、個人的な話ですが、お客様のプラベートには全く興味は無いですが、知ってしまったからには興味が湧いてしまい。

結婚式は是非呼んで欲しいとお願いしてしまうこともありました。

死んだら、絶対に葬儀にいくからね!

って伝えているお客様までいます。


こんな事ばっかりあるし、言ってるから。

会社員っぽく無いって言われているのだと自覚しています。

そう遠くない将来に、色々と変わる出来事が起きるとは思いますが、会社員である事は変わらないとは思っています。












Ryo Odagawa OFFICIAL WEBSITE

神奈川県横浜市出身の42歳。関東中心で展開する大手サロンを経て、縁があって札幌に移住。美容師をしていて僕が日々思うことを好き勝手に書いている日記を兼ねたブログです。

Ryo Odagawa OFFICIAL WEBSITE

横浜市青葉区出身で28歳で札幌に移住して美容師をしています。日々思ったことを好き勝手書いているブログです。