札幌市北区地下鉄麻生駅の美容室。

フレンズ麻生店の尾田川です。

昔、先輩に言われた事があります。

「お客様を彼女だと思って接しろ」

と、

僕は、先輩の言ってる意味がよく分からず、

そう思えませんでした…

多分、

当時の僕のお客様への対応がドライ過ぎて、見かねた先輩が正そうと思って言ってくれたのでは無いかと思います。

それから10年。

「お客様と同じように、スタッフを家族だと思って接してください！」

と、

とあるスタッフに言われました……

僕は、家族が本当に大切だし、大好きです。

勿論、スタッフの事は好きですが、家族に思う感情とは全く違います…

大人なんだし、お店に迷惑かけなければ好きにやれば良い。

練習したくないなら、しなければ良い…

先輩に技術を教えて欲しくないなら自分でやればいい…

僕は、目に余ることが無い限りはスタッフを怒ることは絶対にしないようにしており。

お節介な事はしない主義です^^;

昔の自分は、そこまでやる？ってくらいお節介をやいていました。

自分は良かれと思って、好きでやっていた事なのですが、

周りからは喜ばれることはなかったそうで、、

僕なりに時代にあわせているという解釈です。

今の僕は、スタッフを誘ってご飯を食べに行くこともしません。

｢ご飯行きましょうよ！」

って言われたら快く行きたいところですが、

誘われたことはありません(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

“上司なら、コミュニケーションを自分から取らないといけない”

と、良く本に書いてありますが、

本当にそうなんでしょうか？？

僕自身は、先輩に自ら声をかけるタイプで。

「あの色何使ったんですか？」

「さっきのカット見てたんですけど、あそこはなんでああやって切ったんですか？」

「今度、ご飯連れて行ってくださいよ！」

等と、気に入った先輩に付いてまわっていたのを憶えています。

僕が、15歳以上も歳の離れたスタッフに

「最近どう？」

「恋人いるの？」

「休みの日に何してるの？」

なんて聞かれて、後輩は気分がいいとは思えません…

全く聞く意味が無いと僕は思っています…

それは美容師の仕事に関わるのでしょうか？

絶対に関わらない…って思う。

意味があるコミュニケーションってのは、

“興味を持たせる”

事にあると僕は思います。

僕は、スタッフの色恋沙汰には全く興味はありません。

彼氏がどうとか、

彼女が、どうとか、

興味があるのは、

若者が

どんなふうに成長していくのか？

どんな大人になっていくのか？

どんな美容師になるのか？

って事だけです。

僕の所属している会社は、本当に自由で

スタッフのやりたい事は基本的に何でもやらせています。

それ故に、僕の仕事に興味があれば何でも教える姿勢です。

でも、興味がなければ

僕はそれまでの存在という事になり。

まだまだの人間だということです。

僕は、お客様の前ではとにかく笑います。

正直言って、

お客様の前では、素の自分になれるからです！

僕は、自分が担当している方に興味が湧いてしまって仕方がありません。

どんな事でも知りたいと思ってしまいます。

プライベートな話しは自分から聞かないスタンスですが、

お客様から話をしてくれます。

それが嬉しくって仕方ないので、いつも笑っています(^O^)

スタッフにも同じで、プライベートな事は基本的には聞きません。

ある意味、

裏表が無いと思っています。

スタッフに、

尾田川さんはスタッフと話をしている時に笑うことが無いし、淡々と話をするので怒られている気持ちになる…

感情が無いと感じる事がある…

と思われているそうです(><)

僕はそんなつもりは無く。

後ろめたい気持ちがあるから“そう”思うのでは無いかと思ってしまいます。

楽しい事があれば、笑うし。

楽しいことが無ければ、笑わない。

普通の事では無いかと思います。

僕は、美容師の仕事を含めた接客業というのが天職だと思っているので

コミュニケーションは大切だと本気で思っています。

ですが、

美容師である今は、

技術力もコミュニケーションの一部だとも思っています。

僕は、技術には感情は必要無いと思っており、、

気分がいい日は丁寧。

気分が悪い日は雑。

そんな事はあってはならないので、技術に関してはいつも一定を心がけています。

長い文章になってしまいましたが、

僕は、僕を必要としている人には誠心誠意で向き合っています！

僕を必要としていない人には、興味が無いって事でまとめたいと思います。

2018.11